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蓄電池の価格推移

蓄電池の価格推移ですが、同じ容量、同じ性能であれば年々下がってきていることは間違いありません。
これにはいくつかの理由がありますが、技術革新はもちろん大きな要素です。
かつては、同じような性能の蓄電池を作る場合であっても、比較的高価な材料を使わなければならないこともありました。
しかし研究開発の進展により、性能的には遜色ないものがより安価な材料でも作れるようになってきたりしています。
当然ながらそうなると製品価格も下がるわけです。
また重要な要素は普及というか量販化です。
工業製品においては、同じものを沢山作るようになると、単価は下がります。
作り方のノウハウはそのまま活かせるわけですから、普及すればするほど単価は安くなるわけです。
昔は蓄電池というと一般家庭ではほぼ縁のない商品だったかもしれませんが、今では太陽光発電、電気自動車、それに災害時やアウトドアでの利用などのために蓄電池を利用している家庭も多くなってきています。

蓄電池の導入検討において気になる価格の相場

住宅設備の1つでもある蓄電池は、太陽光発電を導入する住宅においては重要で、検討するとなると価格の相場が気になるのではないでしょうか。
太陽光発電は全体的に導入コストが下がっている傾向で、蓄電池に関しても同様のことがいえるといえます。
蓄電池と一口に言っても実は様々な種類があって、古くからある鉛電池は長寿命なことから、自動車や非常用の電源として活用されています。
価格は1kWhあたり5万円前後で、他の種類と比べると比較的手頃ですが、正しく使わないと壊してしまったり液漏れなどのリスクがあるので注意が必要です。
スマホやタブレットのバッテリーとして広く浸透しているリチウムイオンは、エネルギー効率の高さから小型化を得意としています。
ただし、1kWhで20万円前後とかなり高額で、10万円前後のニッケル水素と比べても明らかに高めで無視できない差があります。
1kWh5万円以下のNAS蓄電池も存在しますが、高温の管理や危険物の取り扱いが必要なことから、相場的にも鉛電池かニッケル水素が現実的な選択肢ではないでしょうか。

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